アタッシェケース
仕様
コマンドオプション一覧
基本設定
パスワードを指定
/p=[PASSWORD]
- 例:/p=hirakegoma
- 例:"/p=hirake goma" ※半角スペースを含む場合
記憶パスワードで確認なく実行する
/mempexe=[0,1]
- 例:/mempexe=1
- 例:/mempexe=0 ※実行せず確認を行う場合
復号後に開く(フォルダの場合)
/opd=[0,1]
- 例:/opd=1
- 例:/opd=0 ※フォルダを開かない場合
復号したファイルを関連付けられたソフトで開く
/opf=[0,1]
- 例:/opf=1
- 例:/opf=0 ※フォルダを開かない場合
処理後にアタッシェケースを終了する
/exit=[0,1]
- 例:/exit=1
- 例:/exit=0 ※終了しない場合
デスクトップで最前面にウィンドウを表示する
/front=[0,1]
- 例:/front=1
- 例:/front=0 ※前面にしない場合
「*」で隠さずパスワードを確認しながら入力する
/nohide=[0,1]
- 例:/nohide=1
- 例:/nohide=0 ※隠して入力する場合
常に自己実行形式で出力する
/exeout=[0,1]
- 例:/exeout=1
- 例:/exeout=0 ※実行形式で出力したくない場合
メインフォームにそのチェックボックスを表示する
/chkexeout=[0,1]
- 例:/chkexeout=1
- 例:/chkexeout=0 ※チェックボックスを表示したくない場合
暗号/復号処理かを問い合わせる
/askende=[0,1]
- 例:/askende=1
- 例:/askende=0 ※問い合わせをしたくないとき
明示的に暗号化を指定する
このオプションを指定すると起動時に「暗号化」処理に移行します。
問い合わせオプションが指定されていても無視されます。
/en=1
明示的に復号化を指定する
このオプションを指定すると起動時に「復号化」処理に移行します。
問い合わせオプションが指定されていても無視されます。
/de=1
複数起動しない
/nomulti=[0,1]
- 例:/nomulti=1
- 例:/nomulti=0 ※複数起動するとき
保存設定
常に同じ場所へ暗号化ファイルを保存する
/saveto=[PATH]
- 例:/saveto=MyData
- 例:"/saveto=C:\Documents and Settings\User1\My Documents" ※パスに空白が含まれる場合
常に同じ場所へファイルを復号化する
/dsaveto=[PATH]
- 例:/dsaveto=MyData
- 例:"/saveto=C:\Documents and Settings\User1\My Documents" ※パスに空白が含まれる場合
同名ファイルの場合、確認無しに上書きする
/ow=[0,1]
- 例:/ow=1
- 例:/ow=0 ※上書きを確認する場合
暗号化ファイルのタイムスタンプを元ファイルに合わせる
/orgdt=[0,1]
- 例:/orgdt=1
- 例:/orgdt=0 ※タイムスタンプを生成時のままにしておく
復号したファイルのタイムスタンプを生成日時にする
/now=[0,1]
- 例:/now=1
- 例:/now=0 ※元のタイムスタンプのまま
複数ファイルは一つの暗号化ファイルにまとめる
/allpack=[0,1]
- 例:/allpack=1
- 例:/allpack=0 ※まとめない場合
フォルダ内のファイルは個別に暗号化/復号する
/oneby=[0,1]
- 例:/oneby=1
- 例:/oneby=0 ※個別に処理しない場合
復号するときに親フォルダを生成しない
/nopfldr=[0,1]
- 例:/nopfldr=1
- 例:/oneby=0 ※復号するときに親フォルダを生成する場合
暗号化ファイル名に拡張子を含める
/withext=[0,1]
- 例:/withext=1
- 例:/withext=0 ※含めない場合
自動で暗号化ファイル名を付加する
autonameが指定されないと、この機能はOFFとなります。
/autoname=[FORMAT]
- 例:/autoname=<filename>_<date:yymmdd><ext>
- 例:"/autoname=<filename>_<date:yymmdd><ext>" ※パスに空白が含まれる場合
削除設定
暗号化した後、元ファイルを削除する
/del=[0,1,2,3]
- 例:/del=1
- 例:/del=0 ※元ファイル削除しない場合
復号化した後、暗号化ファイルを削除する
/delenc=[0,1,2,3]
- 例:/delenc=1
- 例:/delenc=0 ※元ファイル削除しない場合
メインフォームにそのチェックボックスを表示する
/chkdel=[0,1]
- 例:/chkdel=1
- 例:/chkdel=0 ※チェックボックスを表示したくない場合
乱数を何回書き込み消去するか
/delrand=[0-99]
- 例:/delrand=3
- 例:/delrand=0 ※乱数書き込みしない場合
NULLを何回書き込み消去するか
/delnull=[0-99]
- 例:/delnull=3
- 例:/delnull=0 ※乱数書き込みしない場合
動作設定
圧縮設定(圧縮率)
/comprate=[0-9]
- 例:/comprate=6
- 例:/comprate=0 ※圧縮しない場合
暗号化した後にデータのコンペアを行う
/cmp=[0,1]
- 例:/cmp=1
- 例:/cmp=0 ※コンペアしない場合
高度設定
パスワードにファイルの指定を許可する
/pf=[0,1]
暗号時のパスワードファイルパス
/pfile=[PATH]
- 例:/pfile=C:\Temp\pass.txt
- 例:"/pfile=C:\Documents and Settings\User1\My Documents\pass.txt" ※パスに空白が含まれる場合
復号時のパスワードファイルパス
/dpfile=[PATH]
- 例:/dpfile=C:\Temp\pass.txt
- 例:"/dpfile=C:\Documents and Settings\User1\My Documents\pass.txt" ※パスに空白が含まれる場合
パスワードファイルがない場合エラーを出さない
/nomsgp=[0,1]
- 例:/nomsgp=1
- 例:/nomsgp=0 ※エラーを出す場合
暗号化ファイルの拡張子を偽装する
/camoext=[EXT]
- 例:/camoext=.jpg
- 例:/camoext=null ※偽装しない場合
その他(コマンドラインからのみ)
実行形式のときに出力ファイルが4GBを超えても警告メッセージを出さない
実行形式出力以外のとき、このオプションは無視されます。
/4gbok=[0,1]
- 例:/4gbok=1
- 例:/4gbok=0 ※出す場合
別テキストファイルで暗号/復号処理するファイルリストを指定
/list=[PATH]
- 例:/list=C:\Temp\list.txt
- 例:"/list=C:\Documents and Settings\User1\My Documents\list.txt" ※パスに空白が含まれる場合
指定するファイルリストの書式は、1行1ファイルパスです。
上記のパスに指定した「list.txt」のサンプルは下記のとおりです。
hogehoge.bmp
hogehoge1.bmp
hogehoge2.bmp
hogehoge3.bmp
tmp\temporary.htm
C:\Documents and Settings\User1\My Documents\test.doc
- 別途実行引数にファイルパスを直接入れても、併用できます。(というより一緒に処理されてしまいます)
- 当然ですが、存在しないパスがあると処理中にエラーが発生します。
参考